これは12月のブダペスト旅行の中で、是非とも記録しておきたかった思い出。
元々、ブダペストでフォアグラを食べようという計画は全くなかったのですが。
滞在中に同行者が「お土産にフォアグラ缶を買いたいけど、フォアグラってどう調理すればいいのかな~?」と悩んでたので調理方法をググってみたら、「ブダペストの中央市場でフォアグラ買って焼いたどー!」という記事を見つけたのです。
…あれ、私たち明日中央市場行くよね。
しかも滞在先(詳しくはこちら)に立派なキッチンついてるよね。
焼けるじゃん!焼こうよ!!
というわけで、割と引き気味の同行者に気づかないふりをして、意気揚々と中央市場へ。
いざ、中央市場で仕入れ
ブダペストの中央市場は、目抜き通りヴァーツィ通りを南下した突き当りにあります。
デアーク広場からだとちょっと遠いかなと思ったけど、ヴァーツィ通りを冷やかしながらだと歩ける距離でした。
独特のデザインの外観。屋根はジョルナイの陶器だそうです。

ブダペスト中央市場外観
中に入ったところ。土曜日だったからか、中々の人出でした。

ブダペスト中央市場内観
建物の中には無数のお土産屋さん、八百屋さん、お肉屋さんがひしめいていました。結構小ギレイな市場です。

中央市場のお土産屋さん

中央市場の八百屋さん
中でもお肉屋さんの割合は多かったような気が。自分がチェックしてたからかな…
ざっと回って相場を把握して、値段設定が低め&小さめのフォアグラを売っていたこちらのお店でお買上げ。
とにかく沢山お店があるので、後で戻って来たいお店の番号は控えておくとよいです。

店の上の方にあるC-V/5が店番号
フォアグラと思われる商品が2種類あったので、違いは何ですかと訪ねたらgooseとduckだとのこと。なるほど。
折角なので少しだけ値の張るgooseをチョイス。
「その一番小さいやつください」(小さいやつと言っても500g。0.5kgのフォアグラですよ)と取ってもらったら、その下から250gくらいのパックが登場。
「あっ!やっぱりその下のもっと小さいやつにして!」って言うか一瞬悩んだのですが、小心者なのでやめました…(これを後に後悔することに)。
お値段は5,000フォリント弱、日本円にして2,000円ちょっと。
宿泊先に塩と醤油はあったので、バルサミコ酢だけスーパーで買って来ました。あと一応付け合せに白パプリカとか。物珍しさだけで白をチョイスしましたが、もっと彩りを考えて赤とか黄色にすればよかった。センスのない自分にがっかり。

料理のセンスなし
初めての簡単フォアグラクッキング
500gのフォアグラ真空パックは、フォアグラ2つ分でした。

Twitterにアップしたら(グロさに?)自主規制が入った、生フォアグラ500g
ググった時に、フォアグラは手の熱でも溶け出すから手早く!と書いてあったので、手早く取り出して、手早く3cm厚ぐらいの輪切りにし、手早く塩コショウして冷蔵庫で暫く寝かせました。
フライパンにバターをひいて、とかオリーブオイルで、と書いてあるレシピが多かったのですが、フォアグラ自体脂たっぷりだからそのまま焼いていいでしょ!ということで油はひかずにフライパンに投入。
0.5kgはすごい量です。なんとか全部収まりました。

フォアグラをフライパンに投入
このくらい焼き色がついてきたところで「わー、ちゃんとフォアグラだね!匂いもフォアグラだ~!」とテンション上がってきた同行者に笑顔が戻りました。よかった…。

フォアグラらしくなってきた
盛り付け。せっかくのフォアグラなのに…センス無さすぎて泣いた。

普段料理をしない人がやるとこうなる(味はGood)
味は、塩コショウの下味が効いていて、ソースなしでも充分美味しかったです。
ただ、こってりしてるからか食べようと思っても全然食べれなくて…2人とも2切れずつしか食べられず。
残りは翌朝パンにたっぷり塗ってサンドイッチにしたけど、それでも消費しきれず無念。
お隣さんにおすそ分けしたいぐらいでした。
まとめ
教訓:2人で食べる時は250gで充分!油ひかなくても焼ける!
フォアグラを買ってきて自炊を楽しめるホテルの宿泊体験記もよかったらどうぞ。リーズナブルだけどホステルじゃないし、Booking.com経由で予約できるからエアビーよりハードルが低かったです。とてもオススメ。

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